【道本部】謹んで新年のごあいさつを申し上げます=2018年1月1日

掲載日:2018.01.01

自治労北海道本部 執行委員長 大出 彰良

明けましておめでとうございます。

全道の組合員・家族・OBの皆さまと新年を迎えられたことにお慶び申し上げます。

昨年10月、突然の衆議院解散総選挙で、自治労北海道本部推せん11人の内9人を国会に送ることができました。皆さまのご支援、ご奮闘に心から敬意を表し、お礼を申し上げます。

しかし、北海道内における野党の伸長とは裏腹に、全国的には自公が3分の2を継続することとなりました。多くの国民の反対や懸念が払拭されない中、いずれも強行採決という数の力で、特定秘密保護法、安保法、共謀罪法(組織的犯罪処罰法)を成立させ、その総仕上げとして憲法9条改正をもくろんでいることは明白です。

アベノミクスという聞こえの良い経済政策の名の影に、貧富の拡大が急速に進行しています。「働き方改革」では、時間外労働の罰則付き上限規制の方向は確認されているものの、残業代ゼロ法案を準備するなど、勤労国民の想いとはかけ離れています。経済政策の失敗による国民消費動向が鈍る中、生活保護費の引き下げ、年金の減額など、勤労者、高齢者、弱者にとって自己責任、家族での解決という方向性が強まっています。 私たち労働組合は、連合が掲げる「働くことを軸とする安心社会」の実現にむけて、大きな責任があります。

誰もが安心して働き暮らす。老後を健やかに過したいという、ささやかで当たり前の社会をつくるためにも、2019年に控えた統一自治体選挙、参議院選挙の準備に取りかからなければなりません。

参議院全国比例区の自治労組織内候補予定者として決定した、岩見沢市職出身の「岸まきこ」さんを、私たち地方自治体に住み、働く者の代表として国政に反映させるために、自治労北海道本部の旗への結集をお願いし、新年のごあいさつといたします。

「力あつめ、前へ」

2018年1月1日

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