【道民運動・政治】憲法・人権軽視の最高裁裁判官には『×』を!=第25回最高裁判所裁判官国民審査

掲載日:2021.10.18

第49回衆議院総選挙とあわせ、もうひとつの総選挙と言われている「第25回最高裁裁判官国民審査」が行われます。

最高裁判所は、国会、内閣と並ぶ三権の一つ、司法の最高機関であり、その判断次第で人の生命や財産、権利にも、国の指針にも大きく影響します。しかし、裁判所はなお「人権の番人」とはとても言えない状況にあります。

最高裁裁判官国民審査は、主権者が裁判官の判断をチェックする重要な機会ですが、国会議員や大臣に比べて、最高裁判事はもとより最高裁長官が誰かも知られていません。
そのため、審査では、大多数が棄権のつもりで無印投票していますが、『無印は信任とされる、きわめて非民主的な制度』が続いています。

フォーラム平和・人権・環境はこの間、「○×式」に改めることを求めていますが、残念ながら今もなお改善されていません。現行制度では×印をつけることだけが権利行使であることを踏まえて、「わからないときは投票用紙を返す」、「×を増大させる」取り組みが、フォーラム平和・人権・環境をつうじて周知されました。

つきましては、今回は、辺野古の海面埋立て承認取り消しをめぐる沖縄県の訴えを棄却(202.3.26)や夫婦別姓の婚姻届受理を求める訴えを棄却(2021.6.23)での姿勢などを踏まえて、次のとおり「×」を増大させる取り組みを進めます。

緊急の取り組みとなりますが、最大限、各単組・総支部での周知・徹底をお願いします。

 

 

1.チラシを活用して、最高裁裁判官国民審査とその問題点に関して啓発・宣伝するとともに、チラシに記載の4人の裁判官を中心に「×」をつけることを呼びかけます。
(このチラシを配布することについての制限等はありません)

2.留意事項:以下の2点について十分に留意いただき、組合員への徹底をお願いします。

① 最高裁判所国民審査の期日前投票についても、衆議院総選挙の期日前投票と同期間(公示日翌日から)となっています。

② 国民審査は、通常選挙の投票と異なり『無印が信任、×印が不信任』という仕組みですので、「○や△」は無効票となります。「×」のみの記入をお願いします

 

◆チラシはコチラ⇒【チラシ】第25回最高裁裁判官国民審査

◆持ち歩いても違和感のないメモ用紙に×印を記載したメモ版チラシ(PDF)⇒最高裁×印メモ