政治を変えるため全力で活動する=参議院議員徳永エリ政経セミナー
掲載日:2015.12.07
2015年12月5日(土)札幌市「札幌プリンスホテル」で参議院議員徳永エリ政経セミナーが開催された。
徳永エリ参議院議員は、「安倍首相は『戦後レジュウムの脱却』と言っている。これは、戦後の政治体制を否定し、日本を戦前にもどしたい。そして、日本をもう一度世界の国で輝く国にすると言っている。その意図は何か。また、『日本をふつうの国にする』と言っている。自衛権を有することを鮮明にし、自衛隊を軍隊にし、国際協調という名の下に海外派兵も辞さない。これが、安倍首相が言う「ふつうの国」である。恐ろしいことであり、これから先どうなっていくのか。国内をみれば、国民の生活は較差が拡大し、不安と恐怖で一杯である。政治を変えるため今後も全力で活動していく」とあいさつした。
講演では、「何故日本政府はここまでアメリカに追従するのか『安倍政権の問題点』」について元外交官・評論家の孫崎亨さんから「安倍政権は本当に危険な政権となった。日本を滅ぼす道へつれていっている。保守も革新も連携し、崖っぷちから落とさないようにする必要がある。いま日本は、安倍政権にものを言えなくなっている。マスコミも政治家も自分の意見を言えなくなっている。治安維持法で政府に対し意見を言えなくなった時代に戻っている。金の力、ポスト、そして司法までも使って圧力をかける社会となってしまった。そして、日本は、日本の国民のためにする政治ではなくなり、アメリカのための政治となっている。自分の国の政策と自分の国民のために政治を取り戻す瀬戸際にきている」と強く訴えた。