第14回、15回の憲法問題連続講座が開催されます。(札幌市)
掲載日:2017.08.23
戦争をさせない北海道委員会、北海道平和運動フォーラム主催の「第14回・15回憲法問題連続講座」が札幌市にて開催されますので、ご案内いたします。
[開催予告①]第14回憲法問題連続講座
日時:2017年9月12日(火)18時〜20時
場所:北海道自治労会館・4階ホール(札幌市北区北6条西7丁目)
講演:『改憲論の現状をどう読み解くか〜「お試し改憲」から「加憲」まで』
講師:水島朝穂さん(早稲田大学教授)
*入場無料、直接会場にお越しください。
2012年末の第2次安倍内閣発足以降、安倍首相は13年に「96条改正(お試し改憲)」を表明しましたが、「裏口入学」と批判され断念しました。しかしその後は、13年12月6日に「特定秘密保護法」、14年7月1日には「集団的自衛権」行使容認を閣議決定し、15年9月19日には「戦争法」、17年6月15日には「共謀罪」を「2/3の数の力」で強行成立させ、憲法を「空洞化」してきました。さらに、安倍首相は5月3日、憲法9条1項と2項を変えずに、自衛隊の存在を明記する「加憲」の2020年施行をめざす考えを示しました。本講座では、こうした現状について理解を深める学習会です。
[開催予告②]第15回憲法問題連続講座
日時:2017年9月14日(木)18時30分〜20時
場所:北海道自治労会館・4階ホール(札幌市北区北6条西7丁目)
講演:『琉球弧の島々の軍事要塞化−宮古島で進む戦争準備に抗する!』
講師:清水早子さん
*入場無料、直接会場にお越しください。
防衛省は南西シフトと称して奄美大島から宮古島などの島々に自衛隊基地の配備を計画しています。宮古島には2018年度の「配備計画」で、警備隊、地対空ミサイルなど、 隊員700~800人の配備が予定されています。昨年11月の海兵隊のフェイスブックでは、沖縄·キャンプコートニー(うるま市)において、海兵隊と陸上自衛隊が合同で、宮古島の地図を真ん中に取り囲み、戦場に見立てた戦闘指揮訓練をしている写真が公開されました。このように、安保政策ではリュウキュウ弧が、辺境の地が打ち捨てられること、再び、オキナワが次なる戦争も捨て石にされることを島民は拒み抗している現状を、現地にて反対運動をしている「清水早子」さんに報告していただきます。