衆議院北海道第5区補欠選挙『池田まき』候補=女性街頭大演説会開く(4月16日)
掲載日:2016.04.18
衆議院北海道第5区補欠選挙『池田まき』候補が、4月16日(土)札幌市厚別区カテプリ前で女性街頭大演説会を開いた。
『池田まき』候補は「だれ一人おいてきぼりにしない社会、すべての人が心の底から安心できる社会をつくる。その仕組みをつくるためにここに立っている。私は、家庭内暴力にあい家族がばらばらになった。高校に通いきることができず、働き続け一人暮らしをした。そのような中でも自分の未来を切り拓き、いつか暖かい家庭を持ち学校に行きたいという思いでいた。子どもが生まれ暖かい家庭とはこういうものかというそのつかの間、2人目を出産すると夫が行方不明となり、シングルマザーとなった。しかし子どもがいたから強くなれた。子どもを守ろう、社会の不条理によってこの命を犠牲にさせたくないという思いで生きてきた。社会はとても冷く、法律や制度の壁も厚かった。特に偏見や差別が大きく生きてはいけないところまで追い詰められた。ニュースを見ると残念な事故がおきている。社会の不条理が理由で犠牲となっている命がある。だからこそ一人を見捨てない。目の前にある現実をすべて受け止め、寄り添って生きていきたい。そういう社会をめざし福祉の道を志した。子どもの貧困という言葉が目に触れるようになってから憤りを感じていた時、7年前政権が交代した。高校授業料の無償化が行われた。とても大きなものであり政治でなければできないものであった。政治だからこそできることである。人が生きるために必要なことを政治が解決していく必要がある。2000年に介護保険が始まったが『だれもが必要な時に介護が受けられる』それが介護保険である。しかし今は、本当に必要な支援が必要な人に届いていない。私は介護保険が入る前から、介護の現場にいたからわかる。今は、財源を理由に削減され、優先順位も間違っている。『お金を出して家政婦さんを買えばいい。ベビーシッターを買えばいい』という社会福祉政策となっている。税の再分配を今一度見直し、安心できる社会保障の仕組みをつくっていきたい。北海道は、介護施設はあるが人材がいない。札幌市でさえ介護人材がいない状況にあり、入所も通所もできない施設がある。この地域で安心して暮らして行くにはどうしていけばいいのか、本気の地域政策の実現である。暮らしている人たちが、暮らしやすい社会の実現。社会的な地域政策を見いだす必要がある。そのために政治があり、政治の役割は、そこに暮らしている人の生活を守ることである。『池田まき』が本当の安心社会をつくっていく。今回のたたかいは市民のたたかいである。多くの野党が繋がり、そして何よりも、政治からも社会からもおいてきぼりにされていた声が政治に届くその時がきた。やっと私たちの声が届く時である。『池田まき』へご支援していただきたい」と熱く訴えた。
また、17日には厚別中央公園で街頭演説会を開き、雨の中1200人が参加し、市民の力で政治をかえていこう。一人ひとりが出来ることから行動していくことを確認した。