５月３日[憲法集会②] 弁護士会主催＝安保法制廃止「北海道大集会＆パレード」のご案内

掲載日：2017.04.25

弁護士会主催＝憲法施行70年安保法制廃止「北海道大集会＆パレード」のご案内

(1)日時　2017年5月3日（水）12:30～14:00
(2)場所　札幌市・大通公園西6丁目広場
(3)主催　北海道弁護士会連合会、札幌弁護士会
(4)内容　12:30～上田文雄氏と香山リカ氏をゲストに集会、13:30～パレード行進
(5)パレードコース　大通西6丁目から北大通、駅前通を通り、北3条西4丁目までパレードを行います。

＝主催者からの日本国憲法施行70周年憲法記念日パレードへのお誘い＝
　5月3日、国民主権と基本的人権の保障、恒久平和主義を定めた日本国憲法が施行されて70年を迎えます。
　第二次世界大戦前、わが国は軍備増強、対外進出·侵略、戦争の時代を経てきました。その犠牲と反省のもと、制定されたのが日本国憲法です。
私たち弁護士会は、戦後、この日本国憲法の理念の下で、基本的人権の擁護と社会正義の実現を使命として再出発をしました。そして、これからも、この理念の下で歩んでいく決意です。特に、恒久平和主義について、「これまでもそしてこれからも戦わない(NO WAR)」社会をめざしていきます。

　日本政府においても、この日本国憲法の下で、長い間、「集団的自衛権の行使は認められない」という解釈を維持してきました。しかし、時の政権はこれを閣議決定で変更するとともに、昨年3月29日、強行採決という形で安保法制を制定し、集団的自衛権の行使を容認しました。これにより、日本は戦後70年を経て初めて、国外の武力紛争に直接関与し、政府の命令で他国の人々に銃を向ける国になってしまったのです。私たちは、このようなことは憲法第9条に反すると考えています。憲法に反する法律は、立憲主義（憲法に基づく政治）の観点から許されません。

　私たちは、改めて広く市民の皆様と共に、日本国憲法の価値を再確認し、立憲主義を取り戻したいと考えています。そのため、憲法施行70年の記念すべき日に、札幌の地で、市民の皆様とパレードを実施することにいたしました。「立憲主義」「民主主義」「恒久平和主義」を取り戻しましょう。ご家族、ご友人など、多くの方をお誘いあわせのうえ、ご参加ください。