【道民運動・政治】憲法・人権軽視の最高裁裁判官には『×』を!=第26回最高裁判所裁判官国民審査

掲載日:2024.10.12

第50回衆議院総選挙とあわせ、もうひとつの総選挙と言われている「第26回最高裁裁判官国民審査」が行われます。

最高裁判所は、国会、内閣と並ぶ三権の一つ、司法の最高機関であり、その判断次第で人の生命や財産、権利にも、国の指針にも大きく影響します。
しかし、裁判所はなお「人権の番人」とはとても言えない状況にあります。

最高裁裁判官国民審査は、主権者が裁判官の判断をチェックする重要な機会ですが、国会議員や大臣に比べて、最高裁判事はもとより最高裁長官が誰かも知られていません。
そのため、審査では、大多数が無印投票していますが、『無印は信任とされる、きわめて非民主的な制度』が続いています。

フォーラム平和・人権・環境はこの間、「○×式」への改善を求めていますが、残念ながら今もなお改善されていません。
現行制度では×印をつけることだけが私たちの権利行使であることを踏まえて、「わからないときは投票用紙を返す」、「×を増大させる」取り組みが、フォーラム平和・人権・環境をつうじて周知されました。

つきましては、今回は、
2022年参院選の一票の格差を合憲とした判断やこの間の裁判等での各裁判官の姿勢を踏まえて、
次のとおり、憲法と人権を守らない裁判官・民主的な改革に逆行する裁判官に対し、「×」を増大させる取り組みを進めます

緊急の取り組みとなりますが、最大限、各単組・総支部での周知・徹底をお願いします。

1.チラシを活用して(添付のPDF)、最高裁裁判官国民審査とその問題点に関して啓発・宣伝するとともに、チラシに記載の「今崎幸彦」裁判官に「×」をつけることを呼びかけます。
(このチラシを配布することについての制限等はありません)

2.留意事項:以下の2点について十分に留意いただき、組合員への徹底をお願いします。

① 最高裁判所国民審査の期日前投票についても、衆議院総選挙の期日前投票と同期間(公示日翌日から)となっています。

② 国民審査は、通常選挙の投票と異なり『無印が信任、×印が不信任』という仕組みですので、「○や△」は無効票となります。「×」のみの記入をお願いします
※【10/17更新】実際の用紙は、×をつける今崎裁判官は、右から3番目に記載があります!ご留意ください!!