「辺野古ゲート前の人びと」上映会が開催されます。
掲載日:2017.12.04
「辺野古ゲート前の人びと」札幌上映会
日時:2017年12月21日(木)18:00〜19:45
場所:北海道自治労会館 3階「中ホール」(札幌市北区北6条西7丁目)
主催:北海道平和運動フォーラム
*入場無料、ご予約不要です。直接会場にお越し下さい。
藤本幸久/影山あさ子共同監督作品「辺野古ゲート前の人びと」森の映画社/98分/2017年11月
辺野古ゲート前は、いろんな人が行き交う人間交差点。何度、強制排除されようと、またゲート前に座り込む。
埋め立て本体工事が着工され、石材が次々と海へ投下されてゆく中、カヌーで抵抗する人たち。替え歌文化の花が咲く。沖縄戦や沖縄の戦後を一人一人の肉声で聞く。
「サイパンの玉砕を生き延びだ」「ひめゆりの培のあたりで、妹を日本兵に殺された」「宮森小学校への米軍ジェット機墜落、17名死亡。黒焦げの墜落現場を見た」「米軍基地で、沖縄人への差別の中で働いていた」
戦争が終わっても平和のこない沖縄の現実、基地との同居を強いられる沖縄県民の痛みが、語られる個人史を通して伝わってくる。
2016年10月17日、現場のリーダー山城博治さん逮捕。起訴、拘留5か月。
その頃から、沖縄県蓄の弾圧が激しさを増す。工事を止めようとダンプやトラックの前に立っただけで、押し倒され、女性たちが手錠をかけられ逮捕されてゆく。機動隊の暴力で、脳挫傷の重傷を負う人も出た。
しかし、ゲート前の人たちは屈しない人たちだ。逮捕されても、釈放の翌日には、ゲート前に戻ってくる。再び、ゲートの前に座り込む。採石場や国道でダンプの前に立つ。
この人たちを見てほしい、この人たちに出会って欲しい。今こそ。